2013年06月28日

6月27・28日 宮城県石巻市

東京教区同朋ネットのメンバーが石巻市小網倉仮設住宅で活動。今回もテント居酒屋で交流の場が開かれました。以下、参加されたメンバーの感想を転載します。いまを見つめて (東京教区 M/H 女性 20代)

今回は、小網倉仮設住宅にて夏祭り風屋台(焼きそば・ホルモンうどん・焼き鳥・網焼き・鉄板焼き等)とお好み焼きの炊き出しに参加させて頂きました。
初日の夜のテーマが夏祭り風だったので、駄菓子やアイス等も用意したところ、お子さんたちだけではなく、大人の方にも好評で、遊び心も大切だなと感じました。
漁村なのでお肉や野菜がとても嬉しいと、私の担当した小鉄板でのナス焼きやアスパラはあっという間になくなってしまい、もっと沢山あっても良かったかな〜と。
翌日のお好み焼きとあんこ巻は、前日に余った食材等も無駄を出さないように調理し工夫されており、私自身も勉強させて頂きました。
今回スタッフの人数が少なく、作ったり片付けたりで時間に追われてしまい、住民の方々とあまり交流が出来なかったのは残念でしたが、皆さんが楽しそうにワイワイ飲んで食べてしている姿を見るだけでこちらまで笑顔になりました。

小網倉仮設住宅は、山間の漁村にあり、夜になると周りは街路灯もなく真っ暗になってしまい、道を知っている人でも迷ってしまいそうな場所にあります。
山道を走っていると小さい仮設住宅がぽつぽつと建てられているのを見かけ、山の中で不便じゃないかな、ここにはボランティアは来ているのだろうかと、車中からいろいろな事を考えさせられました。
山道が続いており公共の交通機関もあまりないので、外出の際は車での移動になるのですが、その大切な道が未だに半分崩れていたりガタガタだったりと、道路状態の悪さに驚きました。復興にも優先順位があるのは分かっていますが、通勤・通学・通院等で毎日毎日多くの人々が利用する主要道路があの状態では、とてもご苦労をされていることと思います。
復興・復興とその言葉だけが行き交い、実際は何をどの様にどうやってどのくらい進んでいるかを知ることもなく、ただただ過ぎていく時間だけが被災地も被災地以外も虚しく同じなのだと。
一緒に行ったスタッフの方が、「こんな言い方は失礼かもしれないが、震災によって出来たご縁もある。ボランティアに来ているというよりも、皆の顔を見に越させてもらっている」とおしゃっているのを聞いて、震災直後「絆」という言葉を多く耳にしましたが、本当の絆とは、こういうことなのではないかと、上手く言葉に出来ませんがそんな風に私は思いました。

最後になってしまいましたが、大川小学校に査察に行った際に地元の男性が声を掛けてくださり、少しお話をさせて頂いた終わりに「遠くから来てくれて、ありがとう」とその言葉の向こうに、忘れないで欲しい、そんな想いがある様に感じました。
その短い言葉の中にある沢山の思いや願いは、何の力もない私に勇気をくれました。
出来ることは少ないけれど、何よりも震災を忘れない、その事の大事さを改めて感じました。

震災から2年以上経った今、微力ながらボランティアをさせて頂いておりますが被災地に行って見て思うことは、同朋ネットが掲げている「末永いボランティア」を続けるにあたって私たちも新たな形の支援を考えて行かなくてはいけないと思いました。
変わることは、忘れる事ではない。忘れないために、変わっていく。
posted by FSC at 23:59| 活動日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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