2011年07月05日

K主任のつぶやき 第3回 「プシュッ!」。

大谷大学の学生・職員の方々が来仙。
石巻での泥のかき出しボランティアを終えた皆さんに夕食と少しばかりのお酒を準備した。翌日の作業もあるので早めに切り上げて就寝。私は全員が布団に入ったことを見届けて、台所で締めの「プシュッ!」。
すると…そこに少し酔った一人の学生が…、
「自分ももう一杯だけいいですか?」
「いいよ!どうしたの?寝むれないの」と尋ねる私に青年は…、
「自分は本当になんにも出来ないんです!」と唐突に語り出した。
「そうだね。被災の現場に立つと、そう思ってしまうよね」と返す私に、
「自分は、今回、ボランティアということで来ましたけど、自分には本当はなんにも出来ないんです」「自分は本当にダメなんです」を連呼する青年。
「分かった。分かったから、もうお酒はやめて早く寝て、明日、精一杯働きな!」と少しばかり強い口調で返す私。
翌夕、京都へと帰るバスを送り出したあとに、ふと昨晩のことを思しつぶやく。
「昨日の青年…、あれはオレ自身だったよなぁ……プシュッ!」
posted by FSC at 07:29| 主任のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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